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運気を自在にコントロールする

今日は運気というものについて考えていきましょう。この世には、運気というものが確かにあります。

その言葉自体は、なんだか占いみたいに聞こえますが嘘でもなんでもなく、全て原因と結果で説明ができるものです。

ただ、運気という言葉が、つかみどころがなく聞こえるのは、原因を設定してから結果が出るまでの時間がいつも一定ではなく、そのときどきによって異なるからだと考えています。

例えば、悪いことをしている人がすぐに捕まるとは限らないし、最後まで捕まらないということだってありますよね。

逆に良いことをしている人が、必ずしもすぐに恵まれるかというと、そうでもないですよね。

つまり、どんな原因を設置しようとも、その効果としての結果が、いつ訪れるのかは、もはや誰にもわかりません。

だから、運気というものは誰も信じられない、となってしまうわけです。

ちゃんと働いている人が必ずしも報われないとき、私達は、「おいおい、なんて不公平なんだ」と感じると思います。

しかし、運気をよくする、つまり原因と結果の法則を正しく使う方法もちゃんとあります。

運気というものは、ある程度コントロールすることができるのです。

運気をコントロールする方法は、二つあります。

①とにかく信じ抜く、ということ。

②成功するまで、あらゆる工夫を続けながら、やり続けるということ。

①とにかく信じ抜く、ということでなぜ運気が上がるのか。それは、信じ続けることは周囲を変える力があるからです。信じることが出来ないという精神状況では、表情が暗くなり、口数が少なくなり、確固たる自信に裏打ちされた潔い意思決定及びその行動ができなくなります。そうなると、周りはそれを見て、離れていきます。

一方、目標や夢、勝利を「とにかく信じ抜くことができている人」は、表情が明るくなり、よく行動をして、よく喋ります。それもほぼ無意識の状態です。

それを見て、周囲の人達は、この人ならやれるだろうと思い、この人に付いていこうと思うわけです。

つまり、信じる力は影響していきます。

ですから、まず自分自身が成功を確信してればいるほど、そのチームの結束力は高まり、自分自身が成功を疑えば疑うほど、チームは分裂に向かいます。それは誰かを信じるときもそうです。最初に信じると決めたのであれば、どんなことがあっても信じ続けなければなりません。あなたのその信じるという気持ちが相手を変えてしまうことさえあるからです。

ちなみに他人を変えるのは難しい。他人を変えるより、自分が変わる方がはるかに簡単です。しかし、他人を変えてしまうほど信じることができるのは、本物の力だと思います。

ですから、運気をよくしたいのならば、どれだけ上手くいかない期間が継続しても、勝利を信じ続けることが必要なのです。

これを、私は、信じ抜く、という表現で、表しています。

「私は成功する」という言葉は、多くの人が人生の中で一度は心の中でつぶやくでしょう。

しかし、この程度では、全く足りません。むしろ意味がありません。

どんなに上手くいかない期間が長く続いたとしても、ただひたすらに信じ抜くことが必要です。それがパワーとなり、結果として、本当に成功します。試してみればよくわかるはずです。信じ抜く力は、とてつもない破壊力を持っています。

では次の説明です。

②「成功するまで、あらゆる工夫を続けながら、やり続けるということ。」

これは、信じ抜くことができていることの裏返しで、言っていることは、近いように感じられますが、少し異なります。

実は、運気というのは、最後の最後で好転する、つまり訪れるという特徴を持っているのです。

多くの人は、最初の方に上手くいかなかっただけで、すぐに辞めます。それも大部分の人が、始めて少し上手く行かなかっただけで、まず例外なく辞めます。

すぐに辞めてしまう。このことこそが、成功者が少ない原因です。運気は、しつこい人に向くようにできています。100日間ダメで、101日目で、事態がよくなり始める。このようなことは、運気を味方にし続ける人にとっては、もはや常識です。

なぜしつこい人に運は味方するのかというと、人間は、究極に追い込まれたときに、潜在能力を発揮するように、我々自身がそうできているからです。

もうダメかと思うと、人間は、それまで眠らせておいた脳の9割の潜在能力が引き出されます。

ですから、諦めが早い人は、厳しいですが、何をやっても、成功しません。

そもそもしつこい人、つまり、成功するまでやり続ける人というのは、全体の1%程度ではないでしょうか。だから、成功者というのは、1%ぐらいしかいないわけです。

成功するまでやり続ける能力というのは、イコール、成功できるかどうかです。

まとめると、①信じる力②やり続ける執念

これを今日から意識してみて下さい。 

また明日。